【会話文】リアス誕'2021



【リアスとアズリーとサリィと】

※初っ端から意味深なネタ注意。


リアス
「はーあ、やっと魔王国に貢献する外貨をゲットでけたぁ〜…今回もかなり手こずらせてくれたねぇ。 人間ってアホのクセに、妙に鋭い時もあるんだからもうっ」

アニキ
「なに人の酒場でグチグチとしてんだ? 話なら聞くぞ、飯を食いながらでもな」

リアス
「あーん、アニキたん♡ オレを満たしてくれんの? おねがぁ〜い♡」

アニキ
「ああ!たくさん満たしてやるぞ〜今日は残飯がめいっぱいあるからなっ!」

リアス
「やーん、そっちじゃないーっ!」

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「その声はリアスね?! 私に挨拶しないで、のらりくらりするとはいい度胸してるわ」

リアス
「げっ、アズリーちゃん…」

サリィ
「ぼくもいるよぅ〜」

リアス
「サリィ〜オレを匿って〜!」

サリィ
「やだ。ぼくとアズリーおねーちゃんが戦っても、ただ千日が過ぎるだけってきみも知ってるでしょっ」

リアス
「そうだったっけね……」

アズリー
「こーらー!私を放置して勝手にお喋りをするなー!」

リアス
「あー、ごめんごめん!ほら今回の外貨だよ」

アズリー
「そうそう。それよそれ!ずっと待ってたんだからぁ! ……ふーん。今回もまあまあね〜。ま、これからもせいぜい頑張りなさい」

サリィ
「リアスと会う前に、美味しいゲルを食べたからおねーちゃんはまだ機嫌がいいんだよ〜殴られないだけ良かったね〜」

リアス
「えへへ、どうも〜(2人ともオレの腰くらいしか身長無いのに態度デカい……)」

アズリー
「聞こえてるわよ?」

リアス
「ぎくっ!」

アズリー
「誰がおチビさんよ?! 貴方、私達よりも後から手下になったクセになんなのよっ」

リアス
「わーごめんなさい、口が過ぎましたー」

アズリー
「ふんっ。私1人で力が使えるなら、貴方なんて一捻りなのにっ」

サリィ
「まあまあ。力があったにしろ、ぼくらはゼノルヴィ様に頼まれているからケンカはだめなんだよ〜」

アズリー
「あーあ!私達のどちらかが力を発揮すると片方が光になるなんて、やっぱり不便極まりないし!やんなっちゃう……」



リアス
「ところで、他のみんなは今どうしてるのさ」

アズリー
「皆はまだ、ゼノルヴィ様に反旗を翻す輩を捕まえてないわ。アイツら、元は元なだけあって知識が豊富なのよね」

サリィ
「うん……一人でも早く捕まえたいんだけど、なかなか尻尾を出しもしない……」

リアス
「やっぱり難しいか……」

アズリー
「貴方はどうなのよ、リアス。私達のこの事を誰にも口出ししてないでしょうね?」

リアス
「だいじょーぶ!オレ口は硬いしね!」

サリィ
「"体"はめっちゃお喋りだけど、ちゃんと守ってくれてるなら良いね、おねーちゃん」

アズリー
「そうね!約束を破ったら、私達がリアスを食べちゃうしね〜もちろん文字通りの意味で!」

リアス
「忘れるわけ無いじゃんよ、恐ろしい……」

アニキ
「お前ら、話は済んだのか?」

アズリー
「あら!アニキさん。長々とごめんなさいね〜今終わったところよ!」

アニキ
「なら、コイツをリアスに渡してもいいな? ほら」

リアス
「ちょっ……ええ?!魔物の肉じゃん!しかもめっちゃ良いやつっぽいんだけど?!」

アニキ
「親分のゼノルヴィからだぜ。たんと食いな」

リアス
「はぁぁぁっ…!あの人オレの誕生日覚えてくれてたんだー!ひゃっほう! いただきま~す!」

アズリー
「えっ……リ、リアスくーん?私にもくれない……?」

リアス
「良いけど一口だけだかんね?」

サリィ
「ぼくもぼくも〜!」

リアス
「んもう、しょーがないね!ゆっくり味わってよ?」

サリィ
「ん〜〜おいひぃ……」

アズリー
(とろける様な舌触りに、噛むとじんわり流れる肉汁……さすがあの人だわ……!)

アニキ
「今日の酒場はいつもよりにぎやかだな」


悠然画帖 -ユウゼン ガチョウ-

管理人:柚月 真桜 「好きなものを好きな時に描く」をモットーにブログ運営中。 PCが無いのでAndroid版メディバンペイントを愛用。お絵描きのお供はいつも好きな飲み物とお菓子で。