エリン・アガサ・シルビア
「「「明けましておめでとうございまーす!」」」
エリン
「今年も悠然画帖と私達をよろしくお願いします」
アガサ
「おせち料理は僕が腕を振るったから、皆で食べよう!」
シルビア
「いいですね! ん?リアスはどこだろう……」
エリン
「リアスくん、少し用があるって言ってたの。シルビアちゃん知らなかったの?」
シルビア
「ええっ?! アイツ……じゃなかった、彼はどうして報告が私じゃなくてエリンさんにしたのでしょうね……後で言っておかないと」
エリン
「まぁまぁ。『すぐに戻るから』って言ってたから、急なものじゃないと思うの」
アガサ
「さっ、おせちを食べてゆっくり待とうよ」
シルビア
「それもそうですよね……じゃまずは黒豆を頂きますね!」
──……
───……
魔王国にて
リアス
「アズラエル、サリエル。どこにいるのー?」
アズリー
「いるわよ……。貴方、またその名前で呼んだわね?」
サリィ
「まー今ココにいるの、ぼく達だけだから、気が緩んじゃうのは仕方ないかもだけどさ〜?」
リアス
「あーごめんアズラエルはアズリー、サリエルにはサリィって呼ばないとダメだったんだっけ」
アズリー
「そうよ!私達は魔物でもう人間じゃないんだから!ちゃんとしてくれないと困るのよね」
サリィ
「ぼく達を知ってる人間が、ぼく達は魔物になったのがバレたら一大事だもんね〜」
リアス
「ああ、うん……気をつける。話は変わるけど、2人にプレゼントしたいものがあって……」
アズリー
「あら~?言わなくても、貴方の行動はジャガイモの煌めきのようにお見通しよ!『私達にお年玉』ね?!」
サリィ
「おおー、臨時収入かなぁ?」
アズリー
「おーっほっほっほ!なんて気の利いた部下なんでしょ〜! さっ、ほらほら!遠慮なくプレゼントしてちょーだい♡」
サリィ
「わくわーく♪わくわーく♪」
リアス
「えっと……海門で買い揃えた、海の幸だよ」
アズリー
「きゃー! 美味しそう♡ありがとうねっ」
サリィ
「わーいっ。リアスじゃなきゃ、人間の市場の物が食べられないからね……ありがとう〜」
リアス
「オレが見てるから、他のヤツのことは心配しないでちゃんと食べなよ〜」
アズリー・サリィ
「「はーい!」」
アズリー
「ジャングルクラブから食べようかな〜♪」
サリィ
「ぼく、マーロ・クロマグロを食べる〜」
リアス
(ははっ。喜んで貰えて良かった……♪)
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