ぷらいべったーよりお引越し
アガサ
「今日こそエリンに告白しようと思って、特別な物を仕込んだマリトッツォをプレゼントするよ」
リアス
「まじ?!頑張れアガサちゃん!!!」
(二人が上手いことくっつけば、アガサのウザさが落ち着きそうだし!)
アガサ
「何か言った?」
リアス
「うんにゃ、なんにも……」
───…
アガサ
「エリン。今日のお菓子なんだけど」
エリン
「なぁに?」
アガサ
「マリトッツォにしたんだ」
エリン
「丸くて可愛い。でもそれって生クリーム……なの?」
アガサ
「エリンが食べやすい様に、チーズクリームにしたんだ」
エリン
「ホントに?なんだか悪いわね……」
アガサ
「エリンの為に作ったんだから、食べて?」
エリン
「ありがとう……いただきます」
──…
リアス
「アガサちゃん、うまく行ったかな? ちょっと様子見に行くか
───って、アガサちゃんしんでる!!??」
アガサ
「うっ、ぐすっ……」
リアス
「ど、どーしたアガサちゃん!また顔にデカい葉っぱの跡あるし!」
アガサ
「マリトッツォ食べてくれたけど仕込んでいた、エリンの好きな宝石にありついた時に彼女が『食べ物にこんなの入れるなんて無理、最低!不衛生極まりないわ!』って怒られて。平手打ちまでされちゃったよ……」
リアス
「ありゃ……どんまい」
(まあ、普通はそうなるよな……)
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